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関節に炎症が起きて、腫れや痛みを生じた状態です。原因は、リウマチや痛風などの特定の病気のほか、捻挫の後遺症、加齢による関節の変形や使い過ぎなどです。
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急性期、亜急性期であれば、鍼治療+アイシングなどにより、早期に炎症をひかせ、代謝を促進し、回復を早めます。例えば、膝に水が給っていても、鍼治療によりが吸収を促進され、頻繁に水を抜くことによる慢性化を防げます。
慢性の関節炎では、鍼治療による症状の改善と共に、自宅などでの運動、ストレッチを積極的に行なうことで、関節ヘの負担を減らし、炎症を起こしにくい状態になります。できる範囲で、軽い運動から始めましょう。
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慢性関節リウマチは、主に全身の関節に炎症が起きて痛み、徐々に関節が破壊される病気です。女性に多くみられ、正確な原因は不明ですが、人間の身体に備わっている免疫システムが異常を起こす自己免疫疾患と考えられます。
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完治はたいへん難しく、症状の改善を主として治療してゆきます。痛みや炎症を改善しつつ、身体の症状から体質改善をはかります。
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「肩こりの原因/頸肩腕頸肩腕症候群」参照
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[肩こりの原因/五十肩」参照
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筋肉の端は腱になって、腱鞘という筒状のクッションを通り関節などに付着しています。腱鞘は腱が滑らかに動くための組織ですが、主に使い過ぎが原因で炎症を起こし腫れや痛みが起きます。手指の関節に多くみられます。
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「腰痛・坐骨神経痛の原因」参照
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スポーツや事故でケガをした後、骨や筋肉などの傷は治っても、組織や働きが十分に回復しないと、後遺症が残ります。
骨折では、ギプスなどで固定して一定の期間動かさないため、筋肉が萎縮して関節が正常に伸びなくなる事があります。
打撲は、ケガをした部分にできたしこりが、後遺症として、筋肉の動きを妨げる事があります。
むちうちは、頚椎の関節の捻挫で、後遺症としては、首の神経が圧迫されて腕や手がしびれたり、首肩のこり、頭痛や吐き気、めまい、不眠など多様な症状が起きます。
ほかに、捻挫の後遺症として見られるのは、関節をつなぎ止めている靱帯が伸びたままになって動きが悪くなったり、痛みが残る場合もあります。
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