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〜千葉県〜

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 ほとんどの肩こりは、筋肉疲労が原因となっているもので、ストレッチや運動をしたり、姿勢や生活習慣などを見直すことによって解消されます。
 しかし、自分で対処できない場合には、専門家の診察を受けることをお勧めします。

 

頚椎症 肩関節周囲炎(五十肩)
変形性頚椎症 マウス症候群(肩鎖関節症)
頚肩腕症候群 頚性神経筋症候群(CNMS)
頚椎捻挫(むちうち症) 仙腸関節症


   

体 型

・欧米人に比べ、首と肩のバランスが悪い。
・特に女性には、なで肩が多い。

生活環境

・たたみの生活により、寝そべってテレビを見るなど
 前かがみやうつむく姿勢をとることが多い。
・ストレッチや運動の不足による姿勢維持力の低下。

社会環境

・ストレス 周囲に対して非常に気を使う社会慣習。
・長時間パソコン,、スマホ等を使うことが多い。

体 質

・視力が弱い
・過度のクーラー使用、刺身などの生もの、
 冷たい物を多く摂取するなど、冷え性傾向



  

悪い姿勢 目の疲れ
頚椎のゆがみ 運動やストレッチ不足
体型(なで肩、猫背) 鎖関節の異常
歯の治療 骨盤のゆがみ
ストレス 自律神経アンバランス
むちうち後遺症 合併症(めまい、耳鳴り、頭痛)
内臓の関連痛 更年期障害



   〜頭痛を伴う肩凝りの治療体験談〜〜

長年の頭痛と、肩凝りが治りました     Y・Kさん(29歳 看護婦)


 仕事がら、神経を使うことが多く、夜勤もあるため、生活リズムの維持が困難な上、職場でもちょっとした人間関係のトラブルがあっただけでも、ストレスに感じてしまうほうだと思います。
 頭痛が毎日起こるようになったのは、7年程前からです。やはりストレスが原因だと思います。頭痛は、朝目覚めてから夜床につくまで続き、ひどいときは、吐き気や嘔吐もある程です。1ヵ月程前からは、ズキズキ脈をうつような強い痛みが、後頭部から目の奥にまで響くようになり、2週間連続で、毎日嘔吐するようになりました。
 頭痛以外でも、肩や背中の張りや、全身の倦怠感、みぞおちあたりのもたれ感、食欲不振、口の中の乾燥感、動悸、イライラなどがあります。
 これまでいくつもの病院で検査を受けましたが、いつも異常がないと言われていました。
 毎日鎮痛剤を飲んだり、嘔吐した後は点滴を受けていましたが、頭痛はいっこうによくなりません。そこで西洋医学に限界を感じ、友人の紹介で受診しました。

 先生は「偏頭痛と目の奥の痛みは、大半が頚椎性の肩凝りと関係します。首の付け根のツボと肩のツボを押すと、やはり痛みが強いのでここがポイントです。」と、診断してくれました。また、頚椎の並び方がまっすぐだと言われました。
 ストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ、血液の循環が滞った状態になっている。だから、ツボのところにしこりができたり、痛むのだそうです。
 頭痛も、首のしこりがあるため、血液の停滞が原因だそうです。しかも、病状が長びいて、頭が慢性的に血液不足の状態になり、頭痛が続くようになったのだそうです。

 治療として、首の付け根と、肩、こめかみに鍼を打った後、心地よい電気刺激を15分間流してもらいました。治療後、頭痛は2〜3割ほど軽くなりました。
 その後、2週間の間に4回の鍼治療を受けた結果、頭痛は消え、更に2ヵ月間に8回の鍼治療により、その他の症状もほぼ治まりました。
 現在は、首のストレッチと、血液の滞りやすい体質を改善するために、へそにある「神闕」のツボをドライヤーで温める養生法を毎日続けています。





  


頚 椎 症

 なで肩の人は首や肩の筋力が弱く、筋肉疲労を起こしやすいのが特徴です。また、肩が下に向かって傾斜しているために、腕を支えるのにより大きな負担がかかります。そのため、なで肩の方は、肩こりになりやすく、慢性的な肩こりが多いのです。 

症  例

正常な頚椎のX線真写

頚椎症

32才 女性

撮影:平成12年5月

 左の写真のように、正常な頚椎は前に弯曲(前弯)していますが、右の頚椎症の患者さんの写真では、慢性疲労のため、頚椎の生理的な弯曲が消失して、首がまっすぐになってしまっています。はなはだしい場合には、反対に後に弯曲(後弯)するケースもあります。

頚正常レントゲン

頚椎症レントゲン


     頚椎症の対処方法      1. 筋力トレーニング
                   2. 日常生活や仕事をするときの姿勢を見なおす
                   3. 枕を見なおす


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女性に多い 頚肩腕症候群

 頚や肩、腕にかけての、こりや痛み、しびれなどがある場合、総称して「頚肩腕症候群」と言いますが、代表的な症状の一つは“肩こり”です。肩こりは、男性より女性に多いと言われています。
 その理由として、女性の体は全体的に柔らかいので、靭帯や関節が伸び過ぎ、筋肉や脊椎に無理がかかりやすく、また、ワープロやパソコンなど、長時間同じ姿勢で作業する機会が女性に多いことがあげられます。
 最近では、「頚肩腕症候群」が職業病と言われるまでになっています。

症  例

正常な頚椎のX線真写

頚肩腕症候群

35才 女性

平成12年4月

 3ヵ月前から首、肩の痛み、肘・親指のしびれ、肩甲骨の内側につまるような感じをともなう肩こり、起床時の手のだるさと脱力感。

頚正常レントゲン

頚肩腕症候群レントゲン

 左の写真のように、正常な頚椎は、前に弯曲(前弯)しています。しかし、右の患者さんの写真では、頚椎の生理的な弯曲が消失して、首がまっすぐになってしまっています。はなはだしい場合は、反対に後に弯曲(後弯)するケースもあります。


   頚肩腕症候群の対処方法    1. 筋力トレーニング
                  2. 日常生活や仕事をするときの姿勢を見なおす
                  3. 枕を見なおす
                  4. 鍼治療などの理学療法を早めに受けるとよい


バッグ

むちうち症

 首に急激な衝撃を受けて、頭と首を強く前後左右などにスナッピングすることによる損傷です。主に、自動車の追突事故などによって起こります。
 たとえ症状が軽くても、早期のうちにきちっとした治療を行っておかないと、後遺症を残すことが多いので注意が必要です。また、発症の直後にレントゲン写真を撮ってみても、一見異常が見られないことが多いのですが、時間がたってから撮影すると骨が変化しているケースが少なくありません。
 交通事故によるむちうち症の治療については「むちうちのページ」を御覧ください。
症  例

平成6年2月

平成7年6月

25才 女性 

平成6年2月

 自動車を停車中に追突され、車は大破。救急車で病院に運ばれ、X線写真を撮影したが異常なし。「頚椎捻挫」と診断され帰宅。

頚平成6年2月レントゲン

頚平成7年6月レントゲン

 翌日から頚に激痛を感じ、周辺の筋肉は硬くなり、痙攣をおこす。めまいと頭痛が激しいため、1週間入院治療を行い退院。頚部にカラーを付けた状態で当院に来院。

 左側の事故3ヵ月後のX線画像は、頚椎捻挫特有の頚椎中段の彎曲が消失(曲線が折れた状態)していますが、骨は異常なし。
 右側の1年後のX線画像は、頚椎中段の彎曲は少し改善されているものの、骨に軽度の変形が現れているのが見られます。
症  例

平成11年11月

平成12年5月

23才 女性

平成7年6月

 左は事故2ヵ月後の画像、右は更に1年後の画像。

 上の画像と同じく、1年後の画像では骨に軽度の変形が現れているのが見られる。

頚平成11年11月レントゲン

頚平成12年5月レントゲン


 むちうち症の対処方法

  1、症状が軽くても早期に治療を受ける
  2、頭痛、腕がだるい、腕がしびれるなどの症状があれば
                   根気よく治療することが重要
  3、定期的にX線写真を撮ってチェックを行う

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変形性頚椎症状

 加齢によって椎間板の軟骨が退化して薄くなり、脊椎の骨のはしがトゲのように出っぱってきたり、神経を刺激し、痛みやしびれが起こる。変形性頚椎症は40代や50代の人がなりやすく、50肩と間違いやすい。

症  例

正常な頚椎のX線真写

変形性頚椎症

58才 男性

平成12年2月

頚正常レントゲン 変形性頚椎症レントゲン男性

76才 女性

平成12年3月

頚正常レントゲン 変形性頚椎症レントゲン女性

 頚椎症の対処方法

 鍼(はり)による治療。老化が原因であるため、骨の変形自体は治りませんが、鍼治療と理学療法により頚の骨の周辺の血行が改善され、頚の骨の動きも良くなることによって、痛みなどの症状が改善され、老化の進行も妨ぐことが可能です。

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五十肩(石灰沈着性)

 肩の関節を自由に動かしたり、腕を上げたりする時に痛む。原因は肩の関節の老化、肩周囲の筋力低下、柔軟性の不足などです。肩の関節の周囲には多くの筋肉の腱(すじ)があります。また、骨と筋肉の間には関節をスムーズに動かすために、滑液包というものもあります。 徐々にこれらの組織が老化現象を起こし、運動不足による筋力低下や柔軟性の低下していると、肩がスムーズに動かなくなったり、炎症などが起こり、更に筋肉や腱、滑液包などの間が癒着してしまうと、腕が上がらない、手が後に回らない、夜もズキズキで痛くて寝れなくなります。
 「五十肩は時期が来れば自然に治る。」の説は不適切です。早期に治療し、症状に合った適切な運動を行なうことをお勧めします。
 特に突然発症したものは、肩関節に石灰が沈着する「石灰沈着性腱炎、或いは石灰沈着性関節包炎」である可能性が高いです。

初診時 
平成12年3月3日

2ヵ月後 
平成12年5月9日

62才 女性

 4〜5日前から突然右肩が痛みだし、夜は眠れないほどズキズキと痛む。日中も肩のこわばりと痛みがひどく何もできない状態。

石灰沈着写真 石灰沈着治療後
 五十肩は、X線写真を撮影しても、特別骨の異常は認められませんが、石灰沈着性の場合には、右の写真のように、肩の先に石灰が沈着しているのが認められます。

 週に3回の鍼治療により約2週間で症状がなくなり、2ヵ月後に撮影したX線写真では、沈着していた石灰が消失している。



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