パンダイラスト 頚性神経筋症候群(CNMS)
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 松井孝嘉博士が発見し、最近話題になった新しい病名です。頚椎(首)の後ろの筋肉に異常があることで、様々な症状が現れます。頭痛・めまい・自律神経失調症・ストレス症候群・うつ状態パニック障害、慢性疲労症候群・難治性更年期障害などの原因のひとつです。

区切り

 CNMS関連図
 頚部の異常による具体的な症状
 当院の治療方針

区切り

 当院の経験から、頚の筋緊張が生じる原因と考えられるものを図にしてみました。


区切り

 もう少し具体的に 

急性外傷、慢性疲労(使いすぎ)、老化による変形、内分泌失調など
脊柱が不安定になり、頚椎、胸椎の関節がずれる(椎間孔変形、狭窄)
頚椎周囲の軟部組織に無菌性炎症が生じる
異常をきたす部位により、様々な症状が発症

  上部頚椎(頭の付根の辺り)に異常がある場合
    交感神経節障害
       頻脈、視力減退、不眠、嗜眠、“てんかん”のような症状
    頚神経根障害
       頭痛、頚の痛み
    頚部の血流障害
       めまい、意識が朦朧とする、頭の血管性鈍痛
       耳鳴り、慢性鼻炎、慢性咽頭炎
  頚椎中央(喉仏の高さ辺り)に異常がある場合
    交感神経節障害
       脈拍が遅くなる(徐脈)、ひゃっくり、甲状腺腫
    頚部神経根障害
       頚の痛み、胸の痛み、腕の神経痛(親指側)
    頚椎の血流障害
       ふらつき感、悪心、嘔吐、耳鳴難聴
    頚部の動脈への刺激症状
       血圧上昇、低血圧、落着かない
  下部頚椎(頚の付根辺り)に異常がある場合
    交感神経節障害
       目覚めやすい、多汗、更年期障害
    頚部神経根障害
       肩背部及び上肢の痛み、感覚鈍磨 
  胸椎以下(肩から下)に異常がある場合
    胸部交感神経前部線維障害
       胸を締め付けるような痛み、動悸、不整脈、全身倦怠感
    胸部神経根障害
       背中の痛み、息切れ、胃痛のような症状
    胸腰部交感神経障害
       慢性腎盂腎炎、糖尿病、腸胃機能低下など内臓への影響
    腰部骨盤神経根刺激
       便秘、下痢、尿量減少、頻尿、前立腺炎、婦人科疾患

区切り

当院の治療

 上部頚椎の病変は、今までの西洋医学の盲点であり、あまり重要視してこなかったようです。
 当院では、頚部の緊張を改善することで、頭痛やめまいを治療してきました。当院に限らず、この頚部の筋緊張による、頭痛やめまいなど様々な症状の改善に対する鍼治療の効果には、昔から定評があります
 “頚性神経筋症候群”で有名な東京脳神経センターでは、鍼の効果が再認識され、治療法として取り入れたそうです。

 当院の臨床経験から、上部頚椎と後頚筋の異常は、外傷で引き起こされるだけでなく、脊椎(骨盤も含む)や心身の全体的なアンバランスにあると考え、元の原因を探ります。
 症状の改善のため、鍼治療とストレッチなど運動療法などを併用し、完治する計画を作ります。






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