私達の日常生活において、“腰痛”ほど頻繁に発症し、また、多くの老若男女が、苦しめられる病気はありません。
腰痛を訴える患者さんの大半は、「整形外科」に行きます。そこで、レントゲン撮影をすると、「骨に異常はありません」、高齢であれば「老化現象ですから治らない」と説明され、湿布や鎮痛剤などをもらいます。そして、「しばらく様子をみましょう」と言われたまま、一向に完全に治らないといった経験者は多いのではないでしょうか。
|
よく“腰痛”“坐骨神経痛”といわれますが、これは“頭痛”“腹痛”と同じく、正式な病名ではなく、一つの症状の名前です。その原因によって、正式な病名があり、それを、診察によって突き止めてゆきます。
“MRI”等の最新設備の普及と共に“椎間板ヘルニア”、狭窄症、老化などと診断されるケースが増えています。しかし、画像による診断名と、痛みの原因は異なることが多い為、手術を勧められる場合もありま
|
 |
| すが、すぐに手術をせず、数カ月間は、保存療法(手術以外の治療法)で経過をみるのが賢明です。 |
慢性腰痛や、足のしびれに苦しめられたまま、あるいは、年齢のせいで治らないと、諦めかけている方は、是非もう一度、痛みの原因を明確にしましょう。適切な治療と、生活指導、運動療法をすれば、完全に治癒はできなくとも、痛みなどの症状がとれて、より快適な生活ができます。 |