「暑さ寒さも彼岸まで」この頃は、1日の気温差が激しくなる上下する時期です。
昼と朝晩の気温差は、体への大変なストレスとなります。特に最低気温が15度を下回ると、寒さ(冷え)によるストレスを受けるようになります。寝冷えなどで、風邪を引きやすくなりますし、冷えは神経痛みや関節痛の原因の一つです。
中国医学でも、昔から「冷え」は重要な病因と考えられています。坐骨神経痛が増えるのも、15度以下になる頃(関東だと10月上旬の頃)ですから、持病として神経痛や関節痛がある方にとっては、服装など配慮し、半身浴、カイロの使用などで冷えを防ぐ工夫も必要です。
夏に、冷たい物をのみすぎていたり、体を冷やす性質の食品を取りがちだった方は、冷えを受けやすくなり、秋に向けての温度低下に敏感に反応します。特に年齢が高くなるに従い、気温差への適応能力が低下し、体調を崩しやすくなります。 |